国際女性デー
全てにおいて平等は無理。しかし平等に評価されることは権利である。
昨年の西原さんの名言。と、私の指輪。の写真。
「王子様を待たないで。社長の奥さんを目指すより社長になろう。お寿司と指輪は自分で買おう」と言いたい。男に頼り切るのは危険。しっかり仕事をして、自分で稼いでほしいです。「お寿司は男の人におごってもらうもの」と思い込んでいる女の人がいるけど、自腹で食べたほうがうまいでございますわよ!
1年前の今日、私はいつもよりイイお寿司を買った。
世界中で女性たちが声をあげている。でも何かがしっくりと来ない。遠い国のお話だからなのか?崇高な活動であることに間違いはないが、世界で起きていることがすべて私に当てはまると思わない。むしろ、私はまだその時点に立っていない気すらする。
そこで、またこの西原さんの言葉なのだ。
「女の価値」「女子力」という言葉が乱雑する。どうしても好きになれない。「女」ではなく「人間」として考えるほうがしっくりくる。私はフェミニストだが、男性は敵ではない。父であり、子であり、夫であり、恋人であり、友人である。色んな犯罪はあれど、性犯罪者に関しては極刑を科すべきだとも思っている。
「女性専用車両反対」などと声を荒げる人たちが居るようだが「世界の女性の4人に1人は性犯罪の被害者」だという事実を知っても反対し続けるのであろうか?上に世界の遠い国の話と述べているではないか。とお思いだろうが、私が言いたいのは、加害者があまりに多いということ。加害者が4人に1人も居るとは言っていない。凶暴さを抑えられない人が多いということ。たぶん女性専用車両を反対する男性たちは可能性の低いいわゆる抑えられる人たちだと思う。だから理不尽さに不満があるのだと思う。しかし、勝手に身体を触られる女性にも理不尽さと不満がある。女性専用車両を設けなければならない事実を恥じるべきだと強く思う。だからといって女性専用車両に乗らない女性に痴漢をしてもいい、ボディコンシャスな格好をする女性に非があるなんてのは論外。この動画を見て欲しい。
レディファーストを受け入れられない男性の主張を耳にする。彼らにとってアメリカ留学経験のある私は格好の敵だ。お前のようなアメリカかぶれが、主張ばっかりしやがって。とこうなる。でも否定はできない。レディファーストを強要するかぶれた女性が多いことは確かだからだ。レディファーストは肉体的に弱者(であることが多い)女性に対する「やさしさ」であって、やさしさは強要するものではない。というのが自論。
先月こんなことがあった。私が通う総合格闘技道場で夜のクラスでは女性は私しか居ない。稽古の一環で、実際に相手をつけて練習しましょうという時に、道場長は胴に巻く大きな防具を私にだけ持ってきた。異議を唱える者はいなかった。むしろ当然だという雰囲気だった。防具をつけたからと言って殴って良いと解釈する男性はひとりも居なかった。これはレディファーストだと思っている。
「フェミニスト」「アメリカ帰り」に嫌悪感を抱く人が多いのは、こちらの責任だと思っている。上にも述べたが、私はフェミニストだからと言って男性を敵視していない。アメリカ帰りだからと言って日本の文化を否定しないし、やさしさを強要しない。「だから日本の男って・・・」発言には私も腹が立つ。あなた差別してますよ?って。
私たち女性も気をつけなければならない「男らしく」や「女々しい」などは男性への差別的発言になりかねないからだ。「女の価値」や「女性力」をいかにも正当な価値として私のような人間に幸福論を説いてくる男性には「そういう価値観の人と一緒になりたくないから今の自分があるわけで、マーケティングは間違っていない」と言うと「だからお前はクソ女だ」と諦めてくれるが、一方で厄介なのはその価値観を押し付けてくる女性だ。彼女たちとは永遠にわかりあえないとこちらは諦めているが、彼女たちは諦めない。敵視され監視される(笑) 自分の人生を生きればいいのに。。。これに尽きる。「結婚する」ことや「母になる」ことを否定しているわけではない。結婚したいと思える人に出会えたことは何より羨ましい!!女性の魅力に磨きをかけ続けることができることも羨ましい!!しかし多様性を受け入れられないのは無知であり恥じるべきだ。
選択権は自分にある!評価される権利は誰にだってあるのだ。と自分に言い聞かせ、今日のお寿司を買って自分を評価してあげようと思っている。
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